遺族厚生年金(遺族年金)ってなに?

遺族厚生年金(遺族年金)ってなに?

もし、家計の大黒柱に万が一の事があった場合
残された遺族を保護する目的で「遺族年金制度」
というものがあります。

亡くなった大黒柱が

・国民年金に加入している場合
・厚生年金に加入している場合
・共済組合に加入している場合

によって受け取れる受給額などが変わってきます。

当ページでは、遺族厚生年金(遺族年金)について
解説していきます。

■遺族年金の受給額

・国民年金に加入していた場合
妻:780,100円(年間)
子供1人・2人:各224,500円(年間)
子供3人目以降:各74,800円(年間)

が支払われます。

年金の滞納期間がなく、25年以上納付していた
老齢基礎年金・障害基礎年金を受給していない
結婚後10年以上経っている
妻の年齢が65歳未満である

などの条件があります。

・厚生年金に加入していた場合

厚生年金に加入していた方は

(報酬比例の年金額の4分の3)+遺族基礎年金(780,100円)+子の加算額

例:1人の場合年間1,595,300円

が支払われます。

・共済組合に加入していた場合

共済年金は以下の数式で求められます

厚生年金相当分+職域年金相当分+中高齢寡婦加算

で計算されます。

厚生年金相当部分は

平均給料月額x7.125/1,000x平成15年3月までの組合員期間の月数×3/4

平均給与月額x5.481/1,000x平成15年4月以後の組合員期間の月数x3/4
で併せた数字で算出できます。

職域年金相当分は

平均給料月額x1.425/1,000x平成15年3月までの組合員期間の月数x3/4

平均給与月額x1.096/1,000x平成15年4月以後の組合員期間の月数x3/4
で併せた数字で算出できます。

■遺族年金の届出・手続き方法

まず、市区町村の役場に出向き死亡届を提出する必要があります。
さらに、亡くなった方が年金受給者か、年金をまだ支払っているのかによって手続きが変わります。

亡くなった人が、受給者だった場合には、年金事務所に対し
「年金受給権者死亡届」を提出します。

逆に、年金をまだ支払っている場合には、
厚生年金を支払っている場合は、会社から「資格喪失届」を提出し、
国民年金の場合は、「国民年金被保険者死亡届」を市役所などに提出します。

その後、全国の年金事務所で請求手続きを行います。

請求に必要なものは以下の通りです。

・遺族給付裁定請求書
・戸籍謄本
・死亡診断書
・住民票
・住民票(除票)
・所得証明書
・生計維持・同一証明書

もし、結婚などの理由から、戸籍謄本に続柄が載っていない場合には

・原戸籍

も必要です。

以上をもって年金事務所で届け出を提出しましょう。
不安な方は事前に年金事務所に電話で相談する事をおすすめします。